ケーキを焼いたり、お肉を焼いたりとオーブン、電子レンジはとっても便利ですよね。
高い温度で調理する場合は250度などと、とても高温になることも…
そんな高温になったオーブンレンジは使用後は冷却のために、扉を開けておく必要があるのでしょうか。
気になったので調べてみました。
この記事では
- オーブン、電子レンジの使用後は扉を開けておくべきか
- オーブンの熱を早く冷ましたい
- 使用後の掃除方法
- 扉の開けっ放しは電気代がかかる?
をまとめています。参考にしていただけたら嬉しいです。
すぐ読める目次
電子レンジやオーブンの使用後の扉は開けておくべき?
結論からいうと、電子レンジやオーブンを使った後は、特に扉を開けっ放しにしておく必要はありません!
ネットで調べてみても、オーブンレンジの使用後の扉は開けておかなければならないという明確な決まりはありませんでした。
また、販売メーカーであるTOSHIBAやPanasonicのオーブンレンジの取り扱い説明書もみてみましたが、そちらでも『使用後は扉を開けておきましょう』という事は書かれてありませんでした。
なので、扉を開けておかないと故障する。ということはないように思います。
ただ、メーカーや物によって説明も違うかと思うので、気になる場合はご家庭で使ってるオーブンレンジや電子レンジの取り扱い説明書を一度確認してみてくださいね!
でも、使用後はやっぱり扉を開けておきたい!という方は、次の事に気を付けてくださいね。
- 高温
- 人が扉にぶつからないように
- 埃や虫の侵入
扉を開けっ放しにしておきたい方は、匂いや熱がこもる事や、水滴が残る事が気になる方が多いと思います。
開けっ放しにちょこっとプラスすることで、悩みを解決する方法や、注意事項などをお伝えしていきますね。
熱がこもるのが気になるとオーブンを早く冷ますのは危険!
使用後はオーブンがとても熱くなっているので、開けっ放しにしたほうが風も通るし良さそうな気もしますよね。
熱いままにしておくと、オーブンが壊れちゃうんじゃ…と心配になる方もいらっしゃると思います。
しかし、高温で開けっ放しにしていると、開かれたままの熱くなった扉でやけどをしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、早く冷まそうとして水をかけたり、急な冷却をするのもやめておきましょう。
急な冷却をすることで
- ガラス部分が割れる
- 変形の原因
- 発生する蒸気やしぶきでやけどする恐れ
などあるため、大変危険です。
オーブンレンジは扉をしめたままでも、庫内は自然と熱が下がるようになっています。
最近ではオーブンの使用後に冷却モードになるオーブンも増えています。
なので、無理に熱を下げようとせず、冷めるのを待ちましょう。
熱がある状態がしばらく続いても、故障の原因にもならないので安心してくださいね。
庫内に残る匂いが気になる
オーブンを使った後は匂いが残るのも気になりますよね。
特に魚やニンニクを使った料理を焼いた後なんて、匂いが残ってしまわないかと心配になるかと思います。
そういった場合は、庫内が冷めてからレモン汁やお酢を使って消臭しましょう。
やり方は簡単!
- 耐熱容器に水を張る
- お酢、またはレモン汁を大さじ1杯混ぜる
- 水が温まって湯気が出るくらいレンジ機能で温める
だけでOKです。
あとは庫内の中をキッチンぺーパーで拭き取ってくださいね。
また、オーブンレンジよっては、脱臭してくれる機能がついているものもあります。
うちのオーブンも取り扱い説明書をみてみたら、ヒーターで高温加熱して、匂いや汚れを焼き切ってくれるものがありました。
メーカーによって脱臭機能は様々だと思いますが、脱臭機能があれば使わない手はないですよね!
水滴が残るのが気になる
調理中にでた水滴を乾燥させるために、扉を開けておきたい方もいらっしゃると思います。
水滴が気になる場合でも、使用後すぐに拭いたりせずに、まずは扉を閉めて庫内が冷めてくるまで待ちましょう。
庫内が冷めてから綺麗にキッチンペーパーなどで拭き取りをすることで、調理中に飛び散った汚れも一緒に掃除できて一石二鳥ですよ!
電子レンジやオーブン使用後の掃除方法
オーブンレンジを使用した後は、庫内がまだ温かく、水分も残っているので汚れが浮きやすくなっています。
掃除するチャンスです!
汚れを溜めてしまうと、油汚れや焦げつきによってオーブンレンジを痛めてしまったり、発火事故が起こる可能性もあります。
ぜひこのチャンスにササッと掃除しておきましょう。
掃除を始めるのは庫内が触れるほど冷めてから
使用後すぐのオーブンはとても熱くなっていて、やけどしてしまう恐れがあるので、手で触れるくらい冷めたかをきちんと確認してから始めてくださいね。
汚れがひどくない場合
汚れが目立たないくらいのときは、キッチンペーパーで拭き取るだけでも綺麗になりますよ!
拭き取りづらいときは、キッチンペーパーを少し濡らして拭いてみてください。
汚れが多い場合
肉料理などで油やソースが飛び散ってしまったり、汚れが多いときもまずはキッチンペーパーで汚れを拭き取りましょう。
その後重曹水を使って掃除していきます。
- 耐熱容器に水500mlと重曹大さじ2杯をよく混ぜる
- ①をオーブンレンジに入れてレンジ機能で湯気が出るくらい温める
- 冷めるまで放置する
- 冷めたら重曹水を布巾などに含ませて庫やドアを拭く
- 水で絞った布巾や少し濡らしたキッチンペーパーで拭く
- 乾いたキッチンペーパーで拭き、水分を落とす
重曹はアルカリ性で、焦げや油などの酸性の汚れを落とすのにぴったりです。
温めたことで庫内に蒸発した重曹水が汚れを浮かせてくれるので、簡単に汚れを取ることができますよ。
電子レンジの扉を開けたままにすると電気代はかかる?
熱や匂いが気になって電子レンジの扉を開けたままにしておく場合、電気代も気になりますよね!
電気代はかかるのでしょうか。
この場合の電気代は、使っている電子レンジによってかかるか、かからないかが分かれます。
電子レンジの扉を開けっ放しで電気代がかかるのは、庫内に電気が点灯しっぱなしになってしまうものです。
扉を開けている間、ずっと点灯している状態になるので、電気代がかかってしまいます。
電子レンジによっては、
- 庫内を消灯するボタンがついている
- 一定時間を過ぎると勝手に消灯する
ようなものがあるので、そういった場合は無駄に電気代がかかるのを抑えられますね。
電子レンジの扉を開けておく場合は、消灯できるものかどうか確認してみましょう。
どうしても庫内の灯りが消せない場合は、コンセントを抜いておくといいと思います。
電子レンジやオーブン使用後の扉は開けておくべき?電気代はかかる?
使用後の扉は開けておかなければならないわけではありません。
が、やっぱり開けておきたいという方は、扉との衝突ややけどに十分気を付けて行ってくださいね。
電気代は、庫内の消灯ができるかどうかで変わってきます。
ちなみにうちのオーブンレンジは、使用中だけ灯りがつくので、開けておいても電気代はかからないタイプでした。
オーブンの掃除は、使用後少し冷めた状態が汚れも落ちやすいので、ぜひやってみてくださいね。