秋から冬にかけて色んな種類を見かけるようになるかぼちゃ。
煮物やスイーツにしてもよし、サラダやスープにしてもよしな甘くてほくほくでとてもおいしい万能食材ですよね!
そんな万能食材かぼちゃですが、いざ調理開始してみるとべちゃべちゃと水っぽい・甘くないといった経験はありませんか?
これはいわゆる外れかぼちゃと呼ばれるかぼちゃで、このまま食べるには正直美味しいとは言えません。
そんな残念な外れかぼちゃをホクホクにする対処法、それはレンジで水分を飛ばす事!
今回は調理した外れかぼちゃをホクホクにする方法と、かぼちゃが水っぽい原因をご紹介します。
水っぽいかぼちゃをホクホクに!対処法をご紹介
水っぽいかぼちゃの水分を簡単に飛ばしてあげるにはレンジがとても便利です。
1.切ったかぼちゃを耐熱皿に並べます
(この時、かぼちゃに皮がついている時は皮を下にして並べます。)
2.レンジ(500W)で10分ほど加熱します
(水分を飛ばしたいので、ラップはしなくて大丈夫!レンジのワット数により時間が前後します。)
3.時々様子を見て、レンジに水蒸気が溜まっていたら逃がします
4.かぼちゃの表面がシワシワになるまで少しずつ加熱を繰り返します
(2分ずつ様子を見ると調節がしやすいです。)
5.干し芋のように表面にシワがついたら取り出し、粗熱を取れば完成です
この方法で多くのかぼちゃはホクホクを取り戻してくれます。
加熱の際にかぼちゃが重なっていると均等に水分を飛ばせないので、かぼちゃは重ねずに耐熱皿に並べてくださいね!
また、かぼちゃの量が多い場合はお鍋で煮る方法で水分を飛ばす事もできます。
1.かぼちゃを3~4cmほどの大きさに切ります
2.皮を下にした状態で鍋に入れ敷き詰めます
3.水を1.5cmほど入れて蓋をします
4.お鍋を中火にかけて沸騰したら弱火にして、10分ほど煮たら蓋を取ります
(水が5㎜程になっている時は弱火よりもさらに火を弱めてください。煮ている途中に水がなくなってしまった時は少し足して大丈夫です。水が多い場合は捨てて下さい)
5.蓋を外したまま弱火で10~12分ほど加熱し水分を飛ばします
(こげないように途中でお鍋を軽く揺らしてあげてください)
6.火を消して粗熱を取れば完成です
この方法でかぼちゃはホクホクになりますが、水分の多いかぼちゃは甘味も少ない事が多くあります。
なので、水っぽいかぼちゃはホクホクにした後に、かぼちゃサラダやスープ、かぼちゃペーストなど砂糖を足して調理できるお料理にするとより美味しく食べることができますよ!
かぼちゃが水っぽい原因は?
かぼちゃが水っぽくなってしまう原因は完熟不足にあります。
元々水分を多く含むかぼちゃは、収穫時期が早すぎて充分に完熟していなかったり、収穫適期であっても取れたての場合に水っぽく、甘さの足りないかぼちゃになってしまうそうです。
収穫したかぼちゃを追熟することで、水分が抜け甘味がどんどん増していきます。
では水っぽいかぼちゃを避けるためにはどうすればいいのでしょう?
完熟していて水っぽくないかぼちゃの特徴は
- かぼちゃのヘタが乾いていて、ワインのコルクのようになっている
- ヘタが太く、ヘタの周りがへこんでいる
- 皮が固く、ずっしりと重い
など見た目で判断できる特徴があります。
切った後の完熟したかぼちゃの特徴は
- 種がぷっくりと太っている
- 果肉がオレンジ色
などの特徴があります。
この特徴を意識して選んでみると水っぽくない完熟したかぼちゃを選びやすいので意識してみてくださいね!
水っぽい残念かぼちゃをホクホクに美味しくする対処法を紹介!まとめ
今回は水っぽい外れかぼちゃをホクホクにする方法と、かぼちゃが水っぽい原因についてまとめましたがいかがでしたか?
かぼちゃの復活方法を知るまで私は、調理した後にかぼちゃが水っぽくて美味しくないけど、捨てるのも勿体ないからそのまま食べちゃおう…と水っぽいかぼちゃはもう仕方がないと諦めて食べていました。
この方法を知ってから私はレンジで毎年実践していますが、ちゃんと水分が飛んでホクホクのかぼちゃになってくれています。
個人的に水っぽいかぼちゃは甘味が少ない事が多いので、私はよくゆで卵と一緒にかぼちゃサラダにして食べているのですが、とても美味しいですよ!
水っぽい外れかぼちゃを避けるのが1番ですが、もしかぼちゃが水っぽくても諦めずに美味しく食べてくださいね!