夏野菜代表の「きゅうり」
- きゅうりは栄養を破壊する?
- きゅうりって実は栄養ない?
そんなきゅうりにまつわるこんな噂聞いたことありませんか?
身近な食材だからこそ本当のことが気になりますよね・・・
では、解決していきましょう!!
すぐ読める目次
きゅうりは栄養を破壊すると言われる理由は?
きゅうりにはアスコルビナーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)
が、含まれています。
この、聞き慣れないアスコルビナーゼは
ビタミンCを破壊する酵素とも言われているんです
きゅうりは、ビタミンCを酸化させる酵素を持っている
それが「栄養を破壊する」に、つながったのでは?!
還元型と酸化型のビタミン
ここに注目!!
ビタミンには「還元型」と「酸化型」この2つがあります。
きゅうりは、還元型ビタミンを酸加型のビタミンに変えてしまう
そんな、残念な働きがあるんです。
じゃあ他の野菜と一緒に食べた場合、
その野菜のビタミンも酸化させてしまう!?
なんて、心配になりますよね。
でも、大丈夫安心してください!!
体内に入ると再び還元型のビタミンになるそうです。
なので「きゅうりを食べてもビタミンを酸化させることはない」
安心して食べれますね。
きゅうりに栄養ないは嘘!デマのきっかけはギネス
きゅうりには、たくさんの栄養がありますよ。
- ベーターカロチン
- カリウム
- ビタミン
- モリブデン
- 食物繊維
- ピラジン
栄養がないなんて嘘!!
では、なんでそんな噂が広まったのか。
ギネスに認定された?!
1980年代になんときゅうりがギネスに認定されたんです!
それは「もっともカロリーが低い野菜」と、いうことで
認定されました。
確かに、きゅうりは
1本当たり 約100g 14kcal
ダイエットをしている人の強い味方ですね
そのきゅうり、カロリーが低い=栄養がない、となって
「世界一きゅうりには栄養がない」と、なったのでしょうか。
きゅうりの栄養と効果
では、ここできゅうりの栄養価と摂取すると
どんな効果が期待できるのか、しっかりとお伝えしましょう
先ほども言いましたが、きゅうりには
ベーターカロチンやカリウム、ビタミン(C・K)、モリブデン
食物繊維、ピラジンなど栄養が豊富になっています。
ベータカロチン
ベーターカロチンは、炎症を抑えて免疫力を強化、がん予防
肺などの呼吸器系を守ってくれると言われています。
カリウム
カリウムは、塩分を調整・排泄する役割があります高血圧予防や
むくみ解消に期待ができます。
暑い時期に大活躍、水分補給と、利尿作用で体から熱を出してくれる
そんな効果もあるんです。
ビタミンC
ビタミンCは、免疫力強化、肌荒れや日焼けによるシミ、美白効果
アンチエイジング効果が期待できます。
女性にとって嬉しい効果がいっぱいですね。
ビタミンK
ビタミンKは、出血した際に止血として役立つ血液凝固成分なんです
ほかにも骨や歯の形成に役立ちます。
モリブデン
モリブデンは、聞き慣れない言葉ですが「解毒作用」があるんです。
体にとってかなり重要な成分で
人体に有害な物質を分解してくれる酵素材料になるんです
ほかには貧血防止にも役立ちますよ!
食物繊維
食物繊維は、腸を整えてくれるほかコレステロールの吸収を抑えて
大腸がんや生活習慣病の予防に期待ができます。
ピラジン
さらに、ここでもう1つこんな効果もきゅうりの青臭さのもとピラジン
このピラジンは、血液をサラサラにしてくれるほか
血栓が原因で起こる動脈硬化や脳血管疾患などの予防に役立ちます。
以上が、きゅうりの栄養と嬉しい効果でした。
きゅうりは栄養を破壊する?栄養ない?きゅうりの栄養に関する本当の話まとめ
いかがでしたか?
私たちの身近なきゅうりが栄養を破壊することはなく
豊富な栄養と嬉しい効果がいっぱい。わかっていただけましたね。
そしてギネスで認定されたカロリーの低さ!!
これを知ったら、いますぐにきゅうりを食べたくなったことでしょう。